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ヒューマンエラーに対する一つの解決法1 [事故防止]

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人は必ずミスをする。

一生懸命に作業している時でも、あとから見直してみると、あった、あった、あったよ。

そんなはずじゃなかったのに。

 

また、人は慣れてくると、省略したり、手抜きをしたがるもののようである。

いつも気をつけていることでも、今日は何となくやってしまう。

 

時に急いでいると、もうそれどころではない、そこそこに確認しながら先へ先へとやってしまう。

出発するとき、大喧嘩して怒っていると、もうそればかりに思考が奪われてしまう。

気分が乗らないと、いい加減にやってしまう。億劫さがそのまま行動に出てしまう。

給料が下がって、もうやる気もなくなって、やっつけ仕事になってしまう。

もうこの仕事を辞めるから、あとはどうでもいいや。

家族や大切な人に重大事が起こると、心配ばかりで仕事が手につかない。

いったん余裕がなくなると、見たり確認したりすることが疎かになってしまう。

 

それで運転するのですか?

こんな状態で?

これで自分の能力を発揮できると思いますか?

 

我々人間のミスを誘う要因は、沢山あります。 

熟練した人の『うっかりミス』といわれるものの正体は、意識状態と深い関連があると思うのです。

この場合は、いつもやっている事が抜けてしまう時のことです。

 

意識をどこに向けているのか。

少し分かりやすく言えば、何に気をつけているのか、何を気をつけているのか。

 

ひとつ間違えば重大事、と分かっていても、毎日やっている事なら自然と平気になって、

いつもの流れ作業でルーティンワークと化してしまう。

繰り返しの動作や作業というのは、特に意識しなくてもそれなりに出来てしまう。

とても便利な面を持っている。他のことを考えながらでも、出来てしまうのだ

 

例えば建築現場での転落事故や、上から物を落とす落下事故。

鉄パイプ一つを落としただけで、下の人は大怪我をする危険性が大。

高所作業では、ちょっとした事が大きな災害につながってしまうため、

ひとつひとつの細かいところまで、安全基準が定められている。

安全作業マニュアルや確認の徹底!  守らないと怒られる。

 

現場監督さんから聞いたことがあるのだが、安全第一と口に出して唱えていても、安全は確保されない。

作業員さんたちに体で覚えてもらうしかない。

こんなチョットしたことでも、上の空でやっていては、怪我をしてしまう。

 

毎日の事なので、いつも緊張しているわけには行かないが、昨日の疲れが残っていてボーっとしたり、

ダルそうにしている人には、地上の作業をしてもらうそうである。

 

いつも作業員さんの顔色をチェックし、様子を伺い、緊張感のない人にはビシッと!

監督自ら足場のチェックをひとつひとつやり、人命にかかわるところは、決して人任せにはしない。

そこまでしないと安全は確保されない、ということだった。

 

運送会社でここまでやっているところはあるのだろうか?

同じように人命に直結する仕事でありながら、どうせ事故はなくならない、

と思っている管理者もいるのではないかと。

 

管理を厳しくして、ただ、速度を守れ、車間距離、一時停止だと、うるさく言うだけでは、

ほとんど効果が期待できない理由を、お分かりいただけるであろうか。

 

こんなことをすると危険である、というのは毎日運転する人なら誰でも知っているであろう。

問題は、それを知っていて事故を起こすこと、分かっているのにやってしまう事なのである。

 

右折する時に、右を見て、対向車を見て、歩道まで見たのに、走って行くと横断歩道に人がいた。

左右を見通せない路地から、大きな通りに出る時、思わず出過ぎて、あわや自転車と接触。 

 

ここから先が、結果を左右すると思う。

 

比較的経験の少ないドライバーさんに聞くと、もっと確認するしかないという。

では何を確認するのか、と聞くと、人と車と自転車だという。

しかし自分の状態がどうであったのかについて、把握している人は少ない。

 

無事故運転を続けている、多くのドライバーさんに共通のことがある。

今日走ったルートを思い出して、ヒヤリとしたこと、危険だと思ったことを振り返っているのである。

 

進路変更で、ハンドルを左に切りかけた時、後ろから走ってくる自家用車に気がつかなかった。

はるか後方から、自家用車が猛スピードで迫って来ていた。 

 

左ミラーを確認したのに、・・・・・・・・・・・・・・・・・どうして気がつかなかったのか。

さっきまで周りに誰もいなかった、・・・・・・・・・・・・・・・・だからいないと思って…

いないと思うと、確認がそこそこで、・・・・・・・・・・・・・・という事になったのか。

いつもなら、身を乗り出して確認していたのに、今日はしなかった。

 

このドライバーさんには、何故『見落とし』という事が起こるのか、自身の体験として理解しているものと思う。

 自分がどういう時に、どんな確認が抜けてしまうのか、が分かっていると思うのである。

 

『いつでも事故は起こる可能性があるから、走行中は、決して気を抜いてはいけない』

多くのベテランドライバーさんに、共通する発言。

何故気を抜いてはいけないのか、身をもって知っている人たちである。

 

ここで言いたいのは、本人が自分で安全を確保しようとしない限り、事故防止は実現できないという事である。

ああしろ、こうしろ、と言われても、本人にその気がなければ、やらないだけの話である。

デジタコを装着した車で、速度オーバーや急発進の警告が流れる車でも、事故は起こっている。

 

そうであるとしたら、管理者の役割は自ずと決まってくるだろう。

自分で安全を確保するにはどうしたら良いか、と促していくことであると思うが。

 

いつもやっている事が抜けてしまう時に、事故が起こっている。

だからこそ、いつでも確実に出来るようにしなければならない。

その方法を知っているのは、本人だけだと思うのである。

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